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ファイルに書く

Command: save-buffer &optional args

変更が行なわれた(訳注:modified)場合、カレントバッファ(訳注:の内容)を visit したファイルにセーブします。バージョンに関しては以下に記述します。

アーギュメントを持たない場合、最初のセーブか必要のある場合にのみバックアッ プを行ないます。...

ファイルの名前が FOO の場合、番号付けられたバックアップのバージョンは integer i の値を変えた FOO.~i~ になります。番号付けられていないバックアッ プファイルは FOO~ と呼ばれます。

(FOO~ 以外の)数値でのバックアップは、version-control の値が (atom の) never でなく、(そのファイルの)数値を付けたバージョンがバックアップされてい るか version-control が non-nil の場合、作られます。

dired-kept-version は dired の clean-directory (.) コマンドを制御します。 バージョンを過剰に保持する(訳注:piling up)ことのないよう、 (システムに対 し古いバージョンをいくつ保持するかを示す) kept-old-versions と (新しいバー ジョンをいくつ保持するかを示す) kept-new-versions という変数が与えられてい ます。デフォルトで古いバージョンは 2つ、新しいバージョンは 2つ保持すること になっています。

trim-versions-without-asking が nil の場合、システムはバージョンを削る(訳 注: trim)前にユーザーに訪ねます。そうでない場合、何も言わずに行ないます。

Command: save-buffer-kill-emacs &optional arg

SourceFile files.el (各)バッファをセーブするか否かを尋ね、この Emacs fork を kill します。プレフィックスアーギュメントが存在する場合、ファイルを visit しているバッファを(全て) 何も言わずにセーブし kill します。

Command: save-some-buffers &optional arg exiting

(変更された)ファイルを visit しているバッファをいくつかセーブします。それ ぞれについてユーザーに尋ねます。アーギュメントが指定された場合、質問せずに (全て)セーブします。

Variable: buffer-offer-save

あるバッファにおいて non-nil であることは、 (そのバッファがファイルを visit していなくても) exit 時にそのバッファのセーブを行なうか否かを尋ねる ことを意味します。 (自動的に)全てのバッファにおいてローカルです。

Function: append-to-file start end filename

この関数は、 (カレントバッファの) start と end で定義されたリージョンの内 容をファイル filename の終りにアペンドします。そのようなファイルが存在しな い場合、それを作ります。

nil を返します。

filename が既存のディレクトリにおける書き込み可能なファイル(存在していない こともありうる)を指定しない場合、エラーになります。

Command: write-file filename

この関数は、カレントバッファをファイル filename に書き込み、このバッファが そのファイルを visit するようにし、"(まだ)変更されていない" とマークしま す。

Variable: write-file-hooks

この変数の値は、バッファ(訳注:の内容)をファイルに書き出す前に呼ぶ関数のリ

ストです。その中の 1つが non-nil を返した場合、ファイルはすでに書かれたと され残りのものは呼ばれません。ファイルはこのフックが呼ばれる前にリムーブさ れます(これはチェックすること!!)

Command: write-region start end filename &optional append visit

この関数は、(カレントバッファの) start と end で定義されたリージョンを filename で指定されるファイルに書き込みます。

append が non-nil の場合、リージョンを(それが存在する場合) 既存ファイルの 内容にアペンドします。

visit が t の場合、Emacs はバッファとそのファイルとの間の関係を確立しま す。また、カレントバッファに対し last file modification time を filename の modtime に設定し、そのバッファを修正されていない (訳注:not modified)と マークします。

?? visit が t でも nil でもない場合、Emacs はメッセージ "Wrote file" を print しません。これは見えない、このようには動かない??


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