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OS 環境

Function: getenv var

この関数は、環境変数 var の(ストリングとしての)値を返します。 (環境変数と いうのは set ではなく setenv で設定される unix 変数のことです - この名前に は通常大文字が用いられます)

  (getenv "USER")
  => "lewis"
  lewis@slug[10] % printenv
  PATH=.:/user/lewis/bin:/usr/bin:/usr/local/bin
  USER=lewis
  TERM=ibmapa16
  SHELL=/bin/csh
  HOME=/user/lewis

Function: user-login-name

この関数は、ユーザーがログインした時の名前を返します。これは、read uid で はなく effective uid に基づいて取られます。

  (user-login-name)
  => "lewis"

Function: user-real-login-name

この関数は、ユーザーがログインした時の名前を返します。これは、effective uid ではなく real uid に基づいて取られます。これは setuid ビットで走ってい る時のみ、user-login-name と異なります(su は両方の uid を変更すると思う。 チェックすること!!)。

Function: user-full-name

この関数は、ユーザーのフルネームを返します。

  (user-full-name)
  => "Bil Lewis"

Function: user-read-uid

この関数は、ユーザーの real uid を返します。

  (user-real-uid)
  => 19

Function: user-uid

この関数は、ユーザーの effective uid を返します。これはユーザーが(??)を持 たない限り real uid になります。

Function: system-name

この関数は、(その上で)走っているマシンの名前を返します。

  (system-name)
  => "wheaties.ai.mit.edu"

Constant: display-time-day-and-date

non-nil は、display-time が時間とともに日付けも表示しなくてはいけないこと を意味します。

Function: current-time-string

この関数は、今の時刻を人が読めるストリングの形で返します。このストリングの フォーマットは変更できません。各部分(訳注:曜日の部分とか年の部分等) には (常に)同じ文字数が用いられます。このため、各部分を抽出するのに(安心して) substring を用いることができます。

  (current-time-string)
  => "Wed Oct 14 22:21:05 1987"

Function: load-average

この関数は、今の 1 分、5 分、15 分のロードアベレージをリストにして返しま す。このロードアベレージはシステムロードアベレージに 100 を掛けたもので す。(ロードアベレージについて述べること!!)

  (loac-average)
  => (68 48 35)
  lewis@rocky[5] % uptime
   11:55am  up 1 day, 19:37,  3 users,  load average: 0.69, 0.48, 0.36

Command: cd directory

この関数は、 directory をカレントバッファの(デフォルトの)ディレクトリにし

ます。 directory がユーザーのアクセスできる既存のディレクトリでない場合、 エラーになります。

ユーザーマニュアルに書かれるべきです。インタラクティブに呼ばれた場合、 directory を求め(ミニバッファに)プロンプトを出します。

  (cd "/user/lewis/emacs")
  => "Directory /user/lewis/emacs/"
  default-directory
  => "/usew/lewis/emacs/"


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