表示に使われるフォント

日本語の表示に使うフォントは，次のような優先度で探され見つかったものを 使います．

1. ‾/.Xdefaults で指定されたフォント
2. tgif+ のデフォルトのフォント
3. k14

例えば，サイズ 24 の明朝体の場合は，次のようになります．

1. ‾/.Xdefaults の 「Tgif*KanjiMinchou24:」に設定されているフォント
2. tgif+ のデフォルト（neck24）
3. k14

ここで，フォントを探して（3）になった場合 k14 で表示して，その回りに文字枠が表示される ことになります （「§ 18.2.2 実際の表示風景」 参照）．

また，ゴシック体の場合は，次のようになります．

1. ‾/.Xdefaults の 「Tgif*KanjiGothic24:」に設定されているフォント
2. ‾/.Xdefaults の 「Tgif*KanjiMinchou24:」に設定されているフォント
3. tgif+ のデフォルト（neck24）
4. k14

ただし，「Tgif*KanjiGothic24:」のフォント以外の場合には，明朝体のフォントを 使うことになりますから，表示する時にゴシック体に見えるよう少し太めに 表示します．(4)が選ばれた場合は，明朝体と同様に文字枠が表示され ます．