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実際の表示風景

 

X11R4 までは,デフォルトでは,漢字フォントは「k14」一種しかサポートされていません. これは,デフォルトの環境では,画面に「k14」のサイズのフォントしか表示できないと いうことを意味しています(これは,tgif+ のテキストサイズ「14」に当たります).

ところが,tgif+ は「8,10,12,14,18,24」という6種類のフォントを サポートしています.つまり「14」以外のフォントを画面で,適当に表示できるように しなくてはならないわけです. tgif+ では,そのサイズのフォントがない場合には,とりあえず k14 で表示して 周りに実際のサイズを表す「文字枠」を表示するようにしています gif.

ここでは,「Fake フォント機能」という文字列を表示してみます.上が「明朝体」 で,下が「ゴシック体」です.左側は「サイズ 24」のフォントが X サーバに ある場合,右側がない場合の例です(図 33 参照).

  
図 33: 漢字の表示風景

これは「ゴシック体」のフォントがない場合ですので,「ゴシック体」は「明朝体」のフォントを少し太めに表示しています. フォントがない場合には,図に示したように,実際のサイズに相当する文字枠 が周りに表示されます.



Riichiro Saito
1995年08月30日(水) 12時14分32秒 JST