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説明文書表示コマンド

Emacsで使われるLispコードを編集するとき,C-h f (describe-function),C-h v (describe-variable)のコマ ンドを使って呼び出したい関数や変数の説明を見ることができます.これらのコ マンドは,ミニバッファを使って説明を見たい関数や変数の名前を読みとり,ウィ ンドウに説明を表示します.

さらに便利にするためにこれらのコマンドは,ポイントの近くのコードからデ フォルトの引数を選びます.コマンドC-h fは,ポイントのある最も内側 のリストで呼び出されている関数をデフォルトとします.C-h vは,ポイ ントがあるシンボル,またはポイントの近くのシンボルの名前をデフォルトとし ます.

コマンドM-x manual-entryによってUnixのコマンド,システムコール, ライブラリのドキュメントが得られます.これは項目を引数をして読みとり, Unixマニュアルのその項目のテキストを表示します.manual-entryは, マニュアルの8つの節をすべて探索し,見つけたものをすべて表示します.たと えば`termcap'の項目を与えられると,3節にあるtermcapライブラリの説明, 続いて5節にあるtermcapデータベースの説明を表示します.


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