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出力調整用のコマンド

コマンドファイルやユーザ定義コマンドの実行中、表示される唯一の出力は、 定義されたコマンドによって明白に表示されるものだけです。この章では、 あなたが出力として明白に生成したいと思う場合に便利な3つのコマンドを 説明します。

echo text
text を表示します。表示できない文字は、`\n' が ニューラインを表示するように、C言語のエスケープシーケンスによって text の中で表現されます。あなたが明白に記述しない限り、 ニューラインは絶対に表示されません。C言語の標準エスケープシーケンスに 加えて、バックスラッシュの後に続くスペースはスペースを意味します。 これは、通常、全ての引数の最初と最後にある空白は切り取られて しまうので、文字列の最初や最後にスペースを出力する時に便利です。 従って、" and foo = " と表示するには、 "echo \ and foo = \ " というコマンドの使い方をします。 text の最後にあるバックスラッシュは、C言語と同様、その後に続く 行の継続を行います。例えば、
echo This is some text\n\
which is continued\n\
onto several lines.\n
は、次の場合と同様の出力を行います。
echo This is some text\n
echo which is continued\n
echo onto several lines.\n
output expression
expression の値を表示しますが、値だけを表示します: ニューラインも `$nn = ' も表示しません。また、値は 変数履歴に記録されません。式についての詳しい説明は、See section
output/fmt expression
fmt に従って、expression の値を表示します。 詳しくは、See section 出力フォーマット
printf string, expressions...
string の制御に従って、expressions の値を表示します。 expressions はカンマで分けられ、数字かポインタである必要があります。 これらの値は、プログラムが
printf (string, expressions...);
を実行する場合と同様に、指定された string に従って表示されます。 例えば、あなたは2つの値を次のようにして16進数で表示することができます:
printf "foo, bar-foo = 0x%x, 0x%x\n", foo, bar-foo
あなたがこの文字列の中で使うことができるバックスラッシュによる エスケープシーケンスは、バックスラッシュの後に1文字続く単純なもの だけです。

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